フロアマップ・展示
ウェルカムゾーン
科学館のアテンダント、そして東芝の創業者田中久重と藤岡市助がキャラクターになって登場するインタラクティブな映像体験「1号機をまもれ!」、「FUTURE DANCE」をぜひお楽しみ下さい。
フューチャーゾーン
エネルギーの未来へ
いつまでも持続可能な未来のために。環境にやさしい発電方法が、次々と生まれています。
体験コーナー
- ハツデントライ
- 電気を自分で作ってみよう!
回転運動(火力・風力・原子力など)、化学反応(燃料電池)、半導体(太陽光発電)の発電方法を、さまざまな装置を使いながら、それぞれのエネルギーの特徴や違いに触れることができます。
まちの未来へ
限られたエネルギーを無駄にしないための工夫や、暮らしを快適で便利にする技術をご紹介します。
体験コーナー
- 消えるプリント「Loops」体験展示
- 「まち」、「うみ」、「ジャングル」、3つのテーマごとに「ぬり絵」の下絵があり、フリクションペンでテーマにあった「ぬり絵」をタッチ画面モニター画像内に読込み、個々に画面の中の「ぬり絵」の動きや効果音を楽しむと共に、消色機で描いたぬり絵を消して紙を再利用できることをご紹介します。
- マチスキャナー
- まちのしくみをのぞいてみよう!
ジオラマ化したまちの中をタブレットを持って探検するアミューズメント、今まで知らなかったたくさんの発見と驚きがまっています。
- ミライdeショッピング(RFID-POS買い物疑似体験展示)
- 一般的なバーコード方式のPOS(買い物会計システム)に変わり、RFID(無線電子タグ)方式を採用した近未来型POSを紹介する買い物の疑似体験ゲームです。
- スマートステップ
- スマートアイテムをゲットし「家」を作ろう!
ゲスト自身が全身を動かしながらスマートアイテムを取得し、オリジナルのスマートな家をつくる体験ができます。
- ビルタッチ
- 「ビル」を操って目指せ省エネ!
「エレベーター」と「照明&空調」の二つをコントロールすることで、ビル管理の大切と難しさに触れていただくとともに、「照明&空調」の最新技術に触れられます。
じょうほうの未来へ
じょうほうのデジタル化によって世界は大きく変化しています。夢の世界が現実に近づいています。
体験コーナー
- ナノライダー
- 1/100万ミリの世界を体験しよう!
半導体のナノの世界を1/1 で体験できるライド型コンテンツです。現実空間からファンタジックなナノの世界に入り込み、疾走するゲームにより、微細化技術のすごさを体験できます。
- キミセンサー
- 自分の体をビジュアルで分析!
実際にゲストの脈拍を測定し、脈拍でサウンドを奏でたり、声、体積を色で表現することが体験できます。
ヒストリーゾーン
創業者の部屋
東芝の創業者である田中久重と藤岡市助それぞれの生涯のドラマをめぐる展示を通して、東芝のDNAをご紹介します。
創業者
- 田中久重
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- 田中久重ものがたり(PC版)
日本近代の幕開けの時代、モノづくりへ挑戦し続けた発明家・技術者の生き方にせまります。
- 藤岡市助
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- 藤岡市助ものがたり(PC版)
東京電気の前身「白熱舎」の創始者である、 もう一人の東芝創業者の偉業にせまります。
東芝創業者の一人である藤岡市助の特別企画展「藤岡市助ものがたり」をバーチャルツアーでご覧いただけます。
主な展示
- 万年時計(正式名称:万年自鳴鐘)
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- 万年時計について(PC版)
田中久重が設計、製作した重要文化財・万年時計の魅力をご紹介します。
- 無尽灯
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菜種油を使った灯器です。圧縮空気を利用した機構により長時間灯芯に油を供給することができました。これにより、当時としては画期的な4時間の連続点灯が可能でした。田中久重は風砲(空気銃)の原理を応用してこの無尽灯を発明したといわれています。また、太い灯芯とホヤ(灯芯をおおうガラスの筒)により、明るさはろうそくの10倍でした。
- 弓曳童子
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からくり人形の最高傑作と言われる弓曳童子(ゆみひきどうじ)は、矢台に置かれた4 本の矢を順に弓につかえ、的をめがけて矢を放ちます。その動作は7枚のカムと14 本の操り糸と腕木によって各部位に伝えられ、あたかも人間のような微妙なしぐさを表現しています。
- 茶運び人形
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お茶碗を茶托に置くと人形がお茶を運びます。客がお茶碗をとり再び茶托に置くと自動的にユーターンして戻ってきます。人気のあったからくり人形で、江戸時代のハイテク品である時計の脱進調速機構が応用されています。寛政8年(1796) 刊行の『機巧図彙』をもとに製作されました。
- からくり人形【実演】
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創業者田中久重とゆかりのあるからくり人形の実演を行っております。ご希望の方は近くの案内スタッフにお声掛けください。
- デュボスク式アーク灯
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我が国に電灯が初めて照明用として点灯されたのは、明治11年(1878) 3月25日のことです。工部省中央電信局の落成晩餐会が工部大学校の大講堂で開催された際、藤岡市助をはじめとする電信科第3 期生はエアトン教授の指揮のもと、グローブ電池によりデュボスク式アーク灯を点灯しました。
そして、この日を「電気記念日」としました。
- 市助からエジソンへの手紙
エジソンに宛てた手紙(下書き)(複製)
明治17年(1884)-
市助はエジソンに対して、電話機と白熱電球を政府要人にも見せたいので、送っていただきたいという旨の書簡を送っています。エジソンは、電話機一対と白熱電球36個を工部大学校に送り、工部大学校側はエジソンに対して返礼として花瓶を贈っています。
訳文
T.A エジソン殿
拝啓
貴殿の高声電話機を来週の金曜日の朝までに私宛にお送りいただけないでしょうか。私の住所は、ニューヨーク・ウォーレンストリート9番地の日本領事館気付です。日本に帰国してすぐ日本の天皇陛下に貴殿の高声電話機をお見せする機会があろうと思います。
天皇陛下はまちがいなくお喜びになることでしょう。
貴殿の電灯(16燭光)も3~4個持って帰国し、日本政府やその他の人々に見てもらい、電気の博物館にも展示したいと考えています。この件につき、もし貴殿のご協力を頂ければ衷心より感謝申し上げる次第です。敬具
1884年10月29日 ボストンにて
藤岡市助
炭素電球については、1号機ものがたりの「1890年日本初の白熱電球(PC版)」をご覧ください。
- 日本初のエレベーター(模型)
- 明治23年(1890)
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東京に12階建ての「浅草 凌雲閣」が建設されました。
藤岡市助は凌雲閣の閣頂に2 基のアーク灯をつけるとともに、日本初の電動式エレベーターを設計しました。1階から8階までの直通エレベーターは20人乗りで、カゴ内部には布団敷きの腰掛けと鏡、電灯も備わっていたといわれています。日本エレベーター協会は、この協会は、このエレベーターが運転された11月10日を「エレベーターの日」と制定しました。ボタンを押すと模型内部のエレベーターの動きをご覧いただけます。
1号機ものがたり
「日本初」、「世界初」で社会にイノベーションを起こしてきた東芝製1号機をご紹介します。
主な展示
※画像をクリックすると拡大画像を表示します。
- 日本初の白熱電球
- 日本初の電気冷蔵庫
- 日本初の電機洗濯機
- 日本初の電機掃除機
- 日本初の自動式電気
- 日本初のカラーテレビ
- 日本初の日本語ワードプロセッサー
- 世界初のラップトップPC
- 日本初の二相交流発電機
- 世界初インバーター制御高速ギヤレスエレベーターの開発
サイエンスゾーン
不思議で、面白くて、ためになる。そんな科学の魅力を、実験や実演を通じて楽しく体験できるゾーンをご紹介します。
主な展示
- 静電気【体験】
50万ボルトの電気を体験してみよう! - いつも大人気の科学実験です。 50万ボルトの電気を通じたボールに触れながら、静電気の不思議を体験することができます。
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静電気発生装置
- 加速器実験【体験】
最先端医療の原理にふれよう! - タイミングよく電流を切り替えて、電気を帯びた粒子を超高速に加速させる装置が加速器です。重粒子線治療や陽子線治療など先端医療などに使われています。
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加速器実験
- 超電導【実演】
リニアモーターカーのしくみを楽しく学ぼう! - リニアモーターカーや医療用MRIなどに使われる超電導技術。このコーナーでは、マイナス196℃の液体窒素を使って、超電導の仕組みを実演します。
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超電導実演
- サイエンスステージ
- サイエンスステージでは、液体窒素を使った実験や電池を作る実験など、実験や体験を通してこどもたちにも科学技術に親しんでもらうためのサイエンスショーを開催しております。その他にも、各種の楽しいイベントをサイエンスステージで開催しております。
★2020年2月、サイエンスステージのカメラとモニターを4K対応にリニューアルしました!
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企画展・特別イベント
![[イメージ] 特別企画「ミニミニサイエンスショー」](../../exhibition/special_exhibition/015/img/index_img_main.jpg)
臨時休館中の特別企画として「ミニミニサイエンスショー」と題し、様々な実験や工作を動画でご紹介します。
臨時休館中、特別企画「ミニミニサイエンスショー」の動画配信をはじめました。様々な実験や工作を動画でご紹介します。
動画の最後には、実験に関するクイズもありますので、ぜひご覧ください。
※再生ボタンをクリックするとYouTubeに掲載している動画が再生されます。