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ヒストリーゾーン

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世界初のつや消し電球

世界初の内面つや消し電球
世界初の内面つや消し電球

ガス入り電球の出現で、電球の効率は高まり、光源の光度が強くなり、その表面輝度は高くなりました。

その為、眩しさが一般照明の大きな問題となりました。
最初はガラス球を外面からつや消しする方法が取られましたが、表面が汚れ易く、光の透過も急速に減少するという欠点を持っていました。
そこで、東京電気の不破橘三技師がガラス球の内面をつや消しすることに着眼し、研究を進め、苦心努力の結果、大正14年(1925年)にガラス球の強度においても遜色の無い内面つや消し電球の製作に成功しました。

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