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ヒストリーゾーン
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世界初の二重コイル電球
GE社のラングミュア博士によるガス入り電球の発明で、タングステン電球の寿命を延ばすことが可能になりました。
窒素やアルゴンなど不活性ガスがタングステン線の表面を包み、線の直径が太いほどガス損失が少ないことが発見され、直線をコイルに巻き有効直径を太くするコイル状タングステン線が考案されました。
大正10年(1921年)に東京電気の三浦順一技師は、従来の単一コイルをもう一度コイル化した二重コイル電球を世界で初めて試作しました。