【スマホで見る・聴く】展示ガイド

ヒストリーゾーン

44

日本初の全身用X線CT装置

日本初の全身用X線CT装置
日本初の全身用X線CT装置

当社は、EMI社と販売契約を結び、昭和50年(1975年)に日本初の頭部用CT装置を東京女子医科大学に納入しました。

CT装置は1台数億円と非常に高価で、当時日本での市場規模は100台程度との見方をする人もいました。
しかし、開発者たちはCT装置の将来性を高く評価し、頭部だけでなく全身が撮れるものができれば、さらに広く普及するであろうと考えました。
そこで東芝は、昭和50年(1975年)に技術者を結集して全身用CT装置の開発プロジェクトを発足させました。
3年後の昭和53年(1978年)に日本初の全身用CT装置「TCT‐60A」が国立がんセンターの4階に据え付けられました。

#

#