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ヒストリーゾーン
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無尽灯
田中久重は空気の圧力を利用して菜種油の補給を円滑にすることにより、より明るく安定した光を長時間提供する無尽灯を製作しました。
それまで広く使用されていた蝋燭の10倍の明るさを実現したといわれています。
高品質のため売れ行きは良かったといいます。
価格は1~3両で、当時としてはかなり高価なものでしたが、商人を中心に広く使われました。
田中久重はオランダ製の風砲(空気銃)を参考にして無尽灯を発明したと伝えられています。